蚕糸王国信州ものがたり

販売価格
1,540円（税込み）
商品コード
9784784072934

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ジャンル
近代・現代
レーベル
信毎選書
阿部勇　編著
定価　本体1400円＋税
四六判並製　312ページ
ISBN978-4-7840-7293-4　C0361
2016年10月
近代～現代の長野県発展の源流となった蚕糸業（養蚕、製糸業）の全体像を分かりやすく伝えます。教育の拠点となった上田、製糸業の発達が町を作り上げた須坂、製糸機械の技術革新の中心となり大製糸家が生まれた岡谷・諏訪、組合製糸が栄えた伊那谷など、地域ごとの蚕糸業の特徴や歩みを中心に、蚕糸業の基本的な解説（用語・年表付き）や、蚕糸業発展を背景に発達した県内交通網の歴史、再評価されている産業遺産の活用や人々の動きなどを解きます。製造業や流通業、金融、教育、運輸・交通の発達など、今に続くあらゆる産業や暮らしの基礎が「蚕」にあったことを再認識する内容です。

＜目次＞　※かっこ内は執筆者
本書を読むための用語集
第1章　蚕糸業とは（阿部勇）
第2章　幕末・維新期の生糸・蚕種の輸出（阿部勇）
第3章　信州各地の蚕糸業
　上田小県地域（阿部勇）
　佐久地域（阿部勇）
　飯田・伊那地域（伊坪達郎）
　岡谷・諏訪地域（高林千幸）
　安曇・松本地域（小野和英）
　木曽地域（小野和英）
　松代・長野地域（桂木惠）
　須坂高井地域（桂木惠）
第4章　蚕糸業を支えた道　～信州のシルクロード～（山浦直人）
第5章　ポスト蚕糸業　～過去・現在・未来～（前川道博）
蚕糸王国信州略年表（阿部勇）

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