★5月の新刊★『記憶を拓く 信州 半島 世界』と『この平和への願い』

下旬(26日以降~)出荷可能となります。

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『記憶を拓く 信州 半島 世界』

計61回の新聞連載を単行本化。1936年ベルリン五輪マラソンに日本代表選手として出場した金メダリスト、孫基禎さんの生涯をたどるほか、K-POPに沸く現代の若者たちの交流や、在日コリアンらへの"ヘイト"の実態にも切り込む。
戦後"最悪"とも言われる日韓関係の中で、丹念な取材をもとに、対話と共感の糸口を探る。2020年度平和・協同ジャーナリスト基金賞大賞。

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『[復刻継承版]この平和への願い 長野県開拓団の記録』

国策の名の下に海を渡った長野県開拓団のうち、特に過酷な運命をたどった「高社郷」や「更級郷」をはじめ、貧しい農村部からの団の過酷な結末を再現する。
反戦ジャーナリストむのたけじ氏にちなむ「むのたけじ地域・民衆ジャーナリズム賞」で第一回大賞を受賞したTVディレクターの黒崎正己氏による解説つき。当時の満州政策を教訓に現代への警鐘を鳴らす。